現在、日本語に対応したオンラインカジノは数えきれないほどインターネット上に存在しています。しっかりと運営しているカジノもあれば、悪質な行為でユーザーを困惑させるカジノも残念なことに存在しているのが実情です。今回の記事では、悪質なカジノに大切な資金をだまし取られてしまわないために、安全にプレイできるカジノの見分け方を徹底解説していきます。
オンラインカジノとは?
本題に入る前に、オンラインカジノの初心者の方のためにオンラインカジノの仕組みについて簡単にご説明していきます(※ベテランプレイヤーの皆さんは、飛ばして次の章に進んじゃってくださいね!)。オンラインカジノとは、その名の通り、オンライン上でカジノゲームが遊べるサービスのことです。カジノと聞くと、ラスベガスやマカオなどのランドカジノをイメージされることかと思いますが、まさしくそのランドカジノでプレイできるゲームがパソコンやモバイル、タブレットで遊べちゃうのがオンラインカジノなんです。
オンラインカジノの種類
「オンラインカジノ」には大きく分けて3種類存在します。一つ目は、ブラックジャックやルーレット、スロットゲームなど、ランドカジノで楽しめるようなカジノゲームがプレイできるカジノ、2つ目はWBCの試合やサッカーワールドカップ、テニス4大大会など、スポーツのイベントの勝敗などを予想してベットすることができるスポーツベッティング(ブックメーカーとも呼ばれます)、そしてカジノ・スポーツどちらも一つのサイトで楽しむことができるハイブリッド型カジノの3つとなります。オンラインカジノに登録される際には、自分がどのタイプのゲームをメインで遊びたいのかを踏まえ、いくつか登録してみてサービスを比べてみると良いでしょう。
オンラインカジノの仕組み
オンラインカジノは、通常ゲームプロバイダーと提携することで、ゲームプロバイダーによって制作されたゲームを自社カジノサイトに導入してプレイヤーが遊べる環境を整えています。よって、殆どのカジノはゲームを自社開発することがありません。ゲームプロバイダーをいくつか例に挙げると、ブラックジャックやポーカー、ルーレットなど、ディーラーと対決するテーブルゲームが好きな方はライブカジノの大御所であるEvolution社、日本のパチスロとは一味違った魅力のあるスロット機種を楽しみたい方にはPlay’n Go社やRelax Gaming社、Pragmatic Play社がリリースするゲームが人気となっています。
同じゲームプロバイダーの同じゲームであっても、カジノが取得しているゲーミングライセンスに応じてRTP(期待値)が若干異なったり、カジノオリジナルのゲームがリリースされている場合があるので、お気に入りのカジノをこれから探される方は要チェックしてみてください。
オンラインカジノの運営は全て海外の企業
オンラインカジノは全て日本国外に拠点を置く、海外の企業によって運営されています。現在私たちが利用するオンラインカジノの殆どは、サイト内が全て日本語で表記されていたり、日本人のカスタマーサポート対応体制が整っているものが多いため混合してしまいますが、運営元が海外の企業であるため、日本のサービスでは馴染みのない対応を受けることもしばしば。恐らくすでにオンラインカジノに登録して利用した経験のある方でしたら、「あれ?」と思うような体験が一度くらいはあるのではないでしょうか(笑)。悪質なカジノについての説明に入る前に、海外の企業ならではの独特な対応や事例をご紹介していきます。
書類の提出が多い
カジノによっては、取得しているライセンス(※ライセンスの詳細については後述します)、運営元の国や地域の法律に基づいて、登録時や一定額の利用後に日本で通常生活していたら提出することのないような書類の提出を求められることがあります。
例えば、KYC(Know Your Customer…登録者の照会)時、個人番号を含めたマイナンバーカードの提出やセルフィーを求められたり、カジノを利用するために十分な資金があるか確認するために、直近の給与明細や銀行の取引明細、残高証明書の提出を要求される場合があるようです。
個人情報の流出が頻繁にニュースでも挙がる私たち日本人にとって、見ず知らずのインターネット上のサービスに普段提出することがないような書類を送信するのは非常に抵抗がありますよね。しかし、国によってはマネーロンダリング防止のための規制が厳しく、カジノ側もその要請に従う必要があるため、書類の提出依頼が多いからと言って一概に悪質なカジノであるとは言えません。
システムエラーが多い
オンラインカジノは、どの企業も必ず決済会社やゲームプロバイダーなど、様々なビジネスパートナーと提携して運営されています。多くの異なるシステムを導入しているためか、どのカジノも日本のサービスと比較してエラーや不具合が生じてしまうことが多いようです。しっかりと運営しているカジノの場合、システムエラーが起きてしまった場合でもユーザーに不利益とならないよう適切に対処してくれます。
メールの誤送信やサイト表記に誤りがある
日本の企業では、ユーザーやお客さんに向けてニュースレターなどのメールを送信したり、自社サイトの更新を行う際は、間違いがないよう細心の注意を払って複数人のチェックが行われてから発信されますが、海外の企業であるオンラインカジノは稀にメールのHTMLコードが崩れて文章が乱れてしまっていたり、文字化けしてしまっていたりするほか、サイト表記に誤字脱字などの誤りが頻繁に見受けられる場合があります。社外に向けて何かを発信する際、完璧な状態を目指す日本人とは異なり、大らかな気質の方が多い海外では細かい点はあまり気にならないのかもしれません。メールを受け取ったり、サイト内の表記を見た時に何か疑問を感じた際には、一度カジノのカスタマーサポートに問い合わせて確認してみるようにしましょう。
日本語ライブチャットかと思いきや…?
サイト内に「日本語カスタマーサポート対応」と記載があり、安心して問い合わせてみたところ、英語のカスタマーサポートに対応されてしまった、というケースも多言語を用意しているカジノではよく耳にする話です。基本的には、日本人からのお問合せであることが分かれば、日本語カスタマーサポートに代わってくれることが殆どですが、中には日本語カスタマーサポートが混雑していたり、お問合せした時間帯にはすでに業務対応時間外であることもあるようです。問い合わせ先のカジノに日本語カスタマーサポートがいると記載されている場合は、メールにて再度問い合わせてみる、または時間を改めて掛け直してみるようにしましょう。
悪質なオンラインカジノに共通する特徴
日本の一般的な対応とは異なるオンラインカジノでは、サービスを利用中に戸惑いを覚えてしまうこともあるかもしれません。しかし基本的にはどのカジノもユーザーに対して親身に、柔軟性を持ってフレンドリーに対応してくれるなど、好印象を持つことが殆どであるかと思います。
ところが、冒頭でもお伝えしたように、中には明らかにユーザーにとって不利益をもたらすような運営をしているカジノも存在します。ここで、悪質なオンラインカジノに共通する特徴をいくつか纏めましたので、現在利用しているカジノに該当するポイントがないか確認してみてください。
キャンペーンや、ボーナスの規約を途中で予告なしに変更する
始めに公表していた内容を後から変更・修正するなんて日本では考えられないことかもしれません。しかし、これまでにない新しいキャンペーンやボーナスをカジノ側が提供した際、見積もりや設定を誤って、予期せずカジノ側の損失が多く出てしまった場合や、不正利用者が多く見受けられた場合、規約を変更されるケースがこれまでに多々散見されています。
実際にそれぞれの規約をしっかりと確認してみると、「本規約や提供するサービスの内容を予告なしに変更・提供を中止する可能性があります」と記載されているカジノが殆どではありますが、この一文は通常あくまでも念のため、といった意味合いが強く、頻繁に適用されることはありません。
その中でもユーザーの不利益を顧みず、企業側の都合で規約を変更してしまうようなカジノは非常に悪質であると判断できます。
問い合わせても返信が返ってこない
多数のユーザーを相手に対応しなくてはいけないため、返信までに時間を要するカジノも多いかと思いますが、カスタマーサポート業務対応日であるにも関わらず、3営業日を過ぎても問い合わせた内容に関して全く返信がない場合は要注意です。その場では問題がなくても、カスタマーサポートがしっかりと機能していないカジノはいざ何か起きてしまった際、ユーザーのために解決に向けて努力してくれる可能性が限りなく低いと考えられます。
ただ、メールの確認漏れである場合や、メールが何らかの問題で正常に届いていない可能性も十分考えられますので、一定期間待ってみて連絡がない場合には、再度しっかりと確認を取るようにしましょう。
運営元の企業や所在地、ライセンスが不明
多くのカジノでは、誠実に運営していることをアピールするため、運営している企業名やその所在地、所得しているライセンスをサイト内下部のヘッダーの辺りに明記している場合が殆どです。しかし、サイト中どこを探しても見当たらない場合や敢えて分かりにくいように記載されている場合、企業名や所在地を公表したくない理由が何かあるのかもしれません。
悪質なカジノに遭遇するとどうなるのか
あなたが現在利用しているカジノは、上記のチェックリストに該当していませんでしたか?「もしかして…」と感じてしまった方のため、もしも悪質なカジノに遭遇してしまった場合、どのようなトラブルが発生するのか、実際にあった事例をご紹介していきます。
出金してもらえないままカジノが破綻
オンカジ業界の中でも「本当にあった怖い話」として語り継がれている、某カジノ夜逃
オンカジ業界の中でも「本当にあった怖い話」として語り継がれている「お台場カジノ」夜逃げ事件。多数のユーザーの勝利金やアカウント内の資金が未払いのまま、何の告知もなく、さらにカスタマーサポートとも連絡が一切つかない中、ある日突然サイトが閉鎖されてしまいました。今日まで問題なく使用できていたカジノが、明日になって突然サイトが開けなくなっていたり、「サイトを閉鎖しました」の一文だけ残されていたら…と想像してみると、本当にゾッとしますよね。
実はこのカジノ、夜逃げする以前から出金の遅延が問題視されていたことに加え、サイトのリニューアルに伴い、最終的にはログインすらできなくなるといった事態が起きてしまっていました。
2009年にこの事件が起きてから現在まで、これほど悪質な事件は起こっていませんが、嫌な予兆や不自然な案内を受け取った際には使用を控えるなど、十分に注意するようにしましょう。
ちなみに、お台場カジノで一体何が起きたのか、そしてその後会社がどうなったのか、10年以上経過した今でもその真相を知る人はいません…。
勝利金を永遠に出金してもらえない
悪質なカジノは、ユーザーが規約に違反した行為を取っていないにも関わらず、不当な理由で出金を拒否したり、何日間も保留・さらに勝利金を没収することが多々ありま
緊張と興奮の中、ようやくまとまった勝利金を得た時、今すぐに出金したい!と考えるのは皆さん同じはず。しかし、悪質なカジノの場合、ユーザーが規約に違反した行為を取っていないにも関わらず、不当な理由で出金を拒否したり、何週間も保留・さらに勝利金を没収することが多々あります。
このような理由の伴わない出金の遅延は、オンラインカジノユーザーの間で「資金溶かし待ち」とも呼ばれることがあります。何週間も資金が出金されないことに耐えきれなくなったユーザーがせっかく得た高額勝利金をカジノでプレイして全て使い切ってしまうことから、「カジノ側が敢えてそれを狙っているのではないか?」というユーザーの推測の元生まれた言葉です。
出金の際、カジノ側のチェックや手続きも必要となるため、特に高額な資金である場合、数日間は見積もる必要もあるかと思いますが、書類の提出やその他の理由も何も連絡がなく10日以上出金までに時間を要する場合、優良なカジノであるとは言えないかもしれません。
自分でも気が付かずに規約を違反してしまっている場合や、書類の審査中であるケースもあるため一概には言えませんが、詳細な理由も尋ねても一切回答してもらえない場合はカジノ側がユーザーに高額な勝利金を出し渋っている可能性があります。
信頼できるカジノの見分け方
せっかく獲得した勝利金を出金するため、誰しもが安心できるカジノでプレイしたいと思うはず。しかしたくさんのカジノがあり過ぎて、何を基準に判断すれば良いのか分かここまで悪質なカジノの特徴や、実際にあった被害例をご紹介してきました。ここで気になるのが「どうやって信頼できるカジノを見分けることができるのか?」ですよね。カジノトップ10の読者の皆さんが上記のような被害を回避するため、カジノ選びの際に重要なポイントを順に解説していきます!
1. 運営元の企業が上場している
日本ではグレーゾーンの印象が強いオンラインカジノですが、海外ではランドカジノと同じように合法なサービスであるとしてその地位が確立されており、日本の一般企業と同様に会社の規模に伴って上場しているカジノの運営会社もいくつかあります。
主な例として、
などが挙げられます。
上場している企業が信頼できるポイントは大きく分けて「資金力」と「社会的信用」の2点になります。上場するほどの「資金力」を持つ企業は、多少の高額出金が続いたとしても会社の運営に響くことがないため、先程ご紹介したような出金がされないまま会社が閉鎖してしまう「夜逃げ事件」に巻き込まれるようなことはまずないでしょう。
そして大企業にとって「社会的信用」が重要になってくることは海外の企業でも変わりません。ユーザーへの不正な行為や不当な対応は、会社の信用を下げてしまうだけで企業としてもメリットがないため、故意による大きなトラブルが起こらないと考えられます。
2. 信頼性の高いライセンスを取得・保持している
世界各国で政府公認のゲーミングライセンス(オンラインカジノが正規に運営をするた
何故オンラインカジノは海外でその地位が確立されているのでしょうか?その理由は、海外では国によってゲーミング会社(オンラインカジノや、ゲームプロバイダー)を監査するための機関があり、そこからライセンスを取得して運営しているためです。
ゲーミングライセンスはオンラインカジノが正規に運営をするために取得が必要となっており、ゲームプロバイダーも同様にライセンスを取得した上でゲーム制作・リリースしなくてはいけません。ゲーミング会社は、ライセンスを取得することでその国(またはライセンスに含まれた地域)での運営や活動が可能となります。
しかし、ライセンスを取得していればそのカジノが安全かと思いきやそうではなく、ゲーミングライセンスの中でも「信頼性」があるものとそうではないものが存在しています。下記は、信頼性の高いゲーミングライセンスの例になります。
- マルタゲーミングライセンス(MGA)
- キュラソー・イーゲーミングライセンス(CEG)
- イギリスギャンブル委員会(UKGC)
- ジブラタル規制当局(GRA)
- マン島・ギャンブル規制員会(GSC)
上記のライセンスは、取得する際の審査基準が厳しいため、これらのいずれか(または複数)を取得しているカジノは信頼できるカジノであると判断できます。厳しい審査をクリアしてライセンスを取得したということそのものが、企業の信頼度に繋がっているイメージですね。さらに、これらのライセンスの場合、取得すればそれで終わりではなく、定期的に同機関からの監査を受ける義務があり、その基準を満たしていない企業は多額の罰金・もしくはライセンスを剥奪され、運営することができなくなってしまいます。プレイヤーの代わりにしっかりと公平で透明性のある運営が行われているか確認してくれるのは非常に心強いですよね。
オンラインカジノのサイトを開いてみると、殆どのカジノがサイトのヘッダー(下部)の部分、もしくは利用規約などにどのライセンスの種類・発行日・ライセンス番号が記載されています。さらに、そのライセンスが本当に発行されているのか不安な方は、各ライセンスのHPからライセンス番号を入力することで、現在もそのライセンスが有効であるか確認することができます。
逆に信頼性が低いライセンスは、お金を払ってしまえさえすればライセンスが「購入できる」ような状況となっており、ライセンス取得後の監査が一切ありません。そのため、悪質なカジノの多くは形式上ライセンスのみ取得し、カジノ会社だけが得になるような運営を行ってしまうのです。
オンラインカジノを利用する際には、必ず始めにどのライセンスを取得しているのか確認するようにしましょう。
3. 第三者機関の監査を受けている
第三者機関とは、オンラインカジノ(オペレーター)とプレイヤーの間で、カジノが公正な運営を行っているか確認する機関を指します。先程ご紹介したように、ライセンスの発行元や同機関に関連する団体が定期的に監査を行うこともありますが、その他のオンラインカジノの第三者機関として有名な例を挙げると、
- eCOGRA(イコグラ):カジノ側の判断や対応に納得できない場合、異議申し立てをすることができる独立した機関。申し立て後は、同機関がカジノ側との間に立って中立な立場で調査を進め、プレイヤー側に非がないと判断
した際にはカジノ側に没収・差し押さえた勝利金の支払いを命じたりしてくれます。日本語対応がないため、英語にてやり取りをしなくてはいけませんが、基本的に連絡手段はメールとなるため、無料の翻訳機を使用して文章を作成することも可能です。
- GLI(ゲーミング・ラボラトリー・インターナショナル):制作されたゲームが公正・公平に設計されているかテストする機関。オンラインカジノにゲームを提供する、ゲームプロバイダー(Evolutionや、Play’n Goなど)が主にリリース前に監査を受けます。
- GamCare(ゲムケア):ギャンブル依存症の人々を支援する団体。残念ながら日本語対応はありませんが、チャットや電話、グループセッションなど、依存症改善に向けて真摯にサポートしてくれます。
これらの機関と提携しているカジノには同機関のロゴやリンクがサイト上に記載されており、信頼できるカジノである証拠の一つとして確認できるポイントです。
4. 運営期間の長さ
運営歴の長さは、信頼できるオンラインカジノとして判断できる基準のうちの一つになります。特に10年以上運営を続けているカジノは、これまでにプレイヤーに対してしっかりと真摯な対応をしてきたため、プレイヤーが離れずに現在も人気が衰えることなく支持されていると考えられるでしょう。
あまり名前を聞いたことがないマイナーなカジノの名前を聞くと、怪しいカジノなのではないかと疑ってしまいますが、実際に確認してみるとヨーロッパ市場で数年以上の運営歴があって最近日本市場に進出したばかりといったカジノもしばしば見かけます。
気になるカジノを見つけたら、利用前に一度そのカジノの歴史や、運営企業についてしっかりと確認してみるようにしましょう。
5. ネット上の口コミ
気になるカジノを見つけた時、悪質なカジノを見分けるための一つの方法として有効なのが、口コミを調べてみることです。カジノには好印象な内容が多く書かれていても、色々と調べてみると意外な情報が出てくることも少なくはありません。ネット上で口コミを調べてみる際には、Googleだけではなく、TwitterなどのSNSも活用されることをおすすめします。実際に新規のカジノを筆者が調べる際、抑えているポイントとして、
- 出金拒否されているユーザーはどのくらいいるのか
- カスタマーサポートの質はどうか
- 過去にボーナスやプロモーション、その他大きなトラブルが起きていないか
- 入出金時に、余分な手数料を取っていないか
などに注目して確認しています。
しかし、オンラインカジノに限らず、どのサービスでも悪い口コミがあったからその会社はダメなのかというと、そうとは言い切れません。大企業が運営しているカジノを中心に、知名度が上がれば上がるほど、いわゆる「アンチ」と呼ばれる、何かに付けて難癖を付けてくるユーザーが残念ながら一定多数出てきてしまうものです。特にオンラインカジノの場合、実際には利用規約に明らかに違反し、その罰則として勝利金を没収されたにも関わらず、「このカジノは不当に勝利金を没収する悪質なカジノだ!」と主張するケースも珍しくはありません。あくまでも口コミは参考程度に捉え、一つの口コミではなく全体的な意見を確認するようにしましょう。そしてある意味、一番注意が必要なのはマイナスな口コミが全くない・そもそも口コミがないカジノかもしれません。当然、運営が非常に素晴らしく、マイナスな要素が出てこない可能性もありますが、口コミが全くないカジノに関してはまだ日本市場に進出してから間もないことが考えられ、ボーナスやプロモーションの日本語訳の矛盾や、基礎的なシステムエラーが多発してしまう可能性があるため、オンラインカジノに不慣れな初心者の方は特にある程度口コミが見られるようになるまで利用を避けた方が良いでしょう。
信頼度の高いサイト(メディア)に掲載されている
オンラインカジノの数の倍以上、インターネット上ではウェブサイト・Twitter、Youtubeなどその他様々なオンラインカジノを紹介しているメディア(カジノトップ10もそのうちの一つです!)を見かけますよね。その中でも、サイト内のコンテンツが整った日本語で記載されていたり、運営を始めてから何年も経過しているメディアは、新しいカジノを掲載する際に独自の基準を設けていることも多く、その基準をクリアしていないカジノは掲載されることがありません。メディア側からしても、事前調査を怠って悪質なカジノを紹介してしまった場合、被害にあったユーザーからクレームがきてしまったり、インターネット上でカジノ同様に晒されてしまったりとメリットがないため、新規カジノ紹介時には細心の注意を払っています。そのため、SNSでフォロワー数の多いオンラインカジノ関連のインフルエンサーやYoutuber、運営歴の長いサイトなどに掲載されているカジノは、最低限の信頼があると考えられるでしょう。
もちろん、Casino Top10でご紹介しているオンラインカジノは、どこも安心・安全な優良カジノさんなのでご安心ください!
英語で情報を調べてみる
オンラインカジノは元々海外の企業が提供しているサービスなので、日本語から読み取れる情報はどうしても断片的なものとなってしまいます。基本的には、たくさんのカジノサイトを中心に徹底調査した情報が公開されているので問題ありませんが、利用中のカジノに不安を感じた際、英語で調べて見ることも手段の一つとなります。カジノ内に記載の会社名から設立日や従業員数を調べてみるだけでも、会社の規模感が把握できる他、海外ではニュースの項目の一つとして「Gaming」情報が纏められたサイトもたくさん発信されているので、思いがけない情報をいち早くキャッチすることができることでしょう。英語が苦手な方でも、現在は無料で使える翻訳サービスもたくさんあるので(Google翻訳でも最低限理解することができますよ!)、ぜひそちらも活用しながら試してみてくださいね。
優良なカジノも、悪質なカジノに変わってしまう?
もしあなたが、すでにいくつかのオンラインカジノに登録済みで、何度か出金も経験されているのであれば立派なオンカジ中級者です!しかし、現在使っているカジノが優良であると感じている場合でも、状況によって悪質なカジノへと変わってしまう事も…。では、どんな状況でカジノの対応が一変してしまうのでしょうか?その答えは、ズバリ「経営の悪化」です。
こんな傾向が出てきたら要注意?!
企業の内部事情は中々ユーザー側から見えない部分ではありますが、これまで閉鎖してきた多くのカジノは、閉鎖直前にいくつか共通のシグナルが発せられていたように感じられます。
- 急に常設されているキャンペーン・ボーナス利用時の条件、賭け条件が改悪された
- 利用規約がユーザーにとって不利なものに変更された
- 出金申請が以前より長くなる・非承認されることが増えた
- 日本人の担当責任者が退職してしまった
- カスタマーサポートが日本語対応しなくなった
上記のリストは、危険度から順に1~5までまとめました。様々な状況から企業の経営は変化していきますが、「キャンペーンの景品が毎回あまりにも豪華すぎる」カジノや、「こんなにお得で良いの?」と感じてしまうような甘すぎるボーナスを常設して提供しているカジノが徐々にマーケティングのため費やした赤字分を取り戻せなくなる傾向があるように感じられます。
資金繰りが難しくなってきたカジノは、できる限り早く経営を立て直そうと試みる傾向にあります。その結果、目先の利益を求めて1~3のような対応を取ってしまうことで却ってユーザーからの信用を失ってしまい、次第には人件費を賄うことができず日本人チームの解散、または会社の危機を感じたスタッフが流出してしまうことで、カジノ側で日本語でコミュニケーションを取る事ができる人材がいなくなってしまいます。
5番までいくとかなり要注意で、このような傾向が見られた際には至急アカウント内の残高を出金し、利用を控えた方が良いでしょう。
もちろん、優良なカジノの場合は、何か月も前から日本市場が終了するアナウンスを全ユーザーに向けて発表し、何日まで日本語対応しているのか・出金が可能であるのか、最後までしっかりと対応してくれます。しかし、事前に上記のような流れを把握し、急な閉鎖を予期しておくことに越したことはありません。もしも普段利用しているカジノに何か違和感を感じた際には、Twitterで一度調べて見ると良いでしょう。思いがけず、あなたと同じことを考えている人たちが何か投稿しているかもしれません…。
信頼できるカジノを選んで、安全にオンカジをプレイしよう!
今回の記事では、悪質なカジノの特徴や実際に起きた被害、そして信頼できるカジノの見分け方まで徹底解説してきました。オンラインカジノは海外の企業によって運営されており、日本の法律が適用されない以上、もしも被害に遭ってしまってからでは手遅れとなってしまいます。オンラインカジノをプレイする際、最も重要なことの一つが「カジノ選び」。悪質なカジノによる被害者が少しでも減るよう、今回の記事を誠心誠意書き上げましたので、ぜひ参考にして頂き、安心安全のカジノで楽しく適度を持ってプレイされてくださいね!